きれいな姿勢と健康寿命②(きれいな立ち姿①)
今回は、立ち姿について説明します。
一回のコラムでは説明しきれないので、また後のコラムでも説明する予定です。
今回の説明内容は次の①~④です。
①体のどこを一番意識するか?
②健康寿命リスク
③骨盤を安定させないと乗れない一輪車
④立ち姿の良い見本と言える人は?
①体のどこを一番意識するか?
一番意識するのは骨盤です。
どのように意識するかというと、
「骨盤は、地面と垂直にする」です。
垂直になっていない人はすぐに実行して、習慣になるようにしょう。
②健康寿命リスク
骨盤を地面と垂直にできない人の健康寿命リスク
垂直にしようとしても垂直にならない人は、腹筋か腸腰筋が弱い可能性があります。
その様な人で肥満があったり骨が弱い場合は、移動能力低下の年齢が普通の人より早くなるリスクがあるので、腹筋や腸腰筋は衰えないようにして骨盤を垂直にした方が良いです。
もう一つ、両足はバランスよく左右均等に体重をかけます。長い目で見ると、癖でどちらかの脚に体重をかけると、かけている方の脚に負担がかかり、将来の移動能力低下の原因になることもあります。
つまり、骨盤を地面と垂直にすることを意識して、両足に均等に体重がかかるよう意識することが大事です。
③骨盤を安定させないと乗れない一輪車
前々回のコラムhttps://www.sono-cl.com/column/212/
の2つの動画(筋トレと一輪車)について
<1つ目の動画>
→動画の最初の立ち姿は特に意識しています。左右均等に体重をかけて腹筋と腸腰筋を意識しています。
<2つ目の動画>
→一輪車アイドリングでは、骨盤を地面と垂直にすることでバランスがとれるのです。
一輪車が動くと垂直にした骨盤が曲がりそうになります。
曲がりそうな骨盤を垂直方向に戻すようにバランスをとることで転ばずに乗れます。
一輪車は体幹強化やバランス感覚強化に最適なスポーツの一つと考えられるため、もっと年をとっても乗れる状態をキープしようと思っています(大人になって初めて一輪車に挑戦しても乗れるようになります)。
④立ち姿の良い見本と言える人は?
最後に、皆さんが知っている人で立ち姿がきれいな見本と言える人は誰でしょう?
スポーツ選手は皆見本と言えますが、その中でも本当にきれいな立ち姿をしているのは、陸上の短距離選手です。
ウサイン・ボルト選手、ジャスティン・ガトリン選手、アサファ・パウエル選手、桐生選手、ケンブリッジ選手、山縣選手など、皆立ち姿の最高の見本です。
選手は100m走のスタート前に、
力まないように手首足首をぶらぶらに動かして、ピョンピョン跳ねながらゴールを見て立ちます。
この時の立ち姿は、本当に理想的なきれいな立ち姿と言えます。
陸上短距離選手の立ち姿を見本に、皆さんもきれいな立ち姿を意識しましょう。