院内手作り作品 【診察券入れ(木製)】
今回の作品は
診察券を入れるケースです。
診察券を注文すると厚紙の箱に入って届きます。
それをそのまま使用しても良いのですが、
木工好きな自分は木のぬくもりが大好きなので
【木製診察券入れ】
を作ってみました。
受付に置いておくものなので、普段患者さんが目にすることはあまりないです。
材料(樹種)はチークの工作材です(下写真)。
完成写真です。
塗装はオスモカラーのノーマルクリアーというものを使いました。チーク材は着色するよりも、木の色をそのままに表現できるクリアーで塗装するのが良いと思います。
側面はあられ組という組手で接合しました(四つ角全てあられ組接合です)。
実はあられ組の接合部は隙間なく、かつきつい接合でないといけないのですが、
ところどころに隙間ができてしまい、
自分としては失敗作になりました。
でも木工が趣味になって上達してくると、
失敗してもそれを上手くごまかす技も上達
します。
上手くごまかせられれば、
失敗作も成功作に変わる
のです。
今回の
ごまかし技
も紹介しておきましょう(~_~;)。
上写真ではあられ組接合部に隙間があるように見えず、
実際受付に見せても、
隙間なく上手にできていると褒められました(😊😊)。
ということで
ごまかし成功‼(😊)
どうやって失敗をごまかしたかというと・・・、
隙間部分に接着剤をぬって、
その隙間にサンダーの際に出た木くずの粉を埋め込むのです。
そうすると隙間部分に同じ樹種の木の粉が入り込むので、隙間が見えなくなるのです。また同じ樹種の粉なので、不自然に見えることもないのです。
下写真のように診察券を収納し、初診患者さんに渡します。
受付には、
「取りやすい」「良くできている」
と褒められました(😊😊😊)。