医師プロフィール
院長 曽野 聖浩(その きよひろ)
先代から引き継いだ2代目院長の曽野聖浩といいます(漢方専門書4冊を出版した父親から継承)。
自身の診療コンセプトや漢方診療などについて紹介します。
■診療コンセプト
診療コンセプトは、漢方診療を中心に患者さんの健康で丈夫な身体作りのお手伝いをすることです。
処方は漢方薬が中心ですが、西洋薬でないと治療が難しい分野もあるため、両方の良いとこどりした診療をすることで健康をお守りします。
■信頼関係と漢方診察
当たり前のことですが患者さんと信頼関係を築くことは重要です。
信頼関係を築くために一番重視しているのは問診での傾聴です。もし患者さんが医師に症状などを十分伝えられないまま診察が終わると、信頼関係はできません。
また漢方診療では問診がとても重要であり、症状などを詳しく聞くことで、どの漢方薬がマッチするかが経験的に推測できます。驚くことにその段階で推測した漢方薬が実際にマッチすることが多いのです。
そのため、来院される患者さんは症状・訴えを遠慮なく言ってください。
問診以外の診察で、問診時に推測した漢方薬が変わることももちろんあります。
問診以外の診察は、舌の状態や手の脈の状態、お腹の状態などの診察です。その他声や動作、外見なども漢方処方を決める手掛かりになることもあります。
このような診察により、漢方的な診断である証(しょう)というものを判定して漢方薬の処方をします。
※お腹の自覚症状が全くなかったとしても、漢方ではお腹の診察をします。
実際には複雑な証の患者さんは多く、1回目に診断した証で効果が不十分なこともあります。その場合は2回目以降に証の見直しをします。また、証が経過中変わることもあります。そうなると最初は有効だった漢方薬が無効になるため、やはり証の見直しをします。
■医師自身の健康と診察
自身は高校生の時の体型をずっと維持しており、歩行速度も非常に速く身軽に動け、さらに長年風邪もひいていないので健康には絶対の自信を持っています。
複雑な証の患者さんの場合、漢方の証を診断するのには気力・体力が必要です。そのためいつも自分自身が元気な状態で診察できるよう心掛けています。
■運動とDIYが大好きです
なかなかUPできませんが、動画のような運動が好きです。このような運動ができる同年代は珍しいとよく言われます。
またDIYも大好きで、院内のあちこちに院長手作りの作品があり、患者さんに好評なので嬉しく思います。